毎日、ご家族の笑顔のために奮闘されている皆さま、本当にお疲れ様です。企業の総務部門で約20年勤務し、実務の最前線に立ちながら、プライベートでは3人の子どもたち(12歳、6歳、4歳)の父親をしているsawa(サワ)です。
全4回にわたってお届けしてきた「小学1年生向けの金融教育」シリーズも、いよいよ今回が最終回です。「お小遣いデビュー」から始まり、「3つの貯金箱」を使った管理術、お友達とのトラブルを防ぐ「家庭内ルール」、そして親が守り抜く「教育資金のシミュレーション」まで、様々な角度から【生活防衛】のノウハウをお話ししてきました。
最後に少しだけスケールを広げて、なぜ私がここまで1円単位にこだわり、子どもたちへの金融教育に熱を入れているのか。我が家の「超・長期ライフプラン」と、金融教育の本当の目的についてお話ししたいと思います。皆さんのご家庭の未来を描くヒントになれば嬉しいです。
なぜ「金融教育」にそこまでこだわるのか?
結論から言うと、子どもへの金融教育は「親自身の老後を守る」ことにも直結しているからです。
「子どもの自立」が最大の生活防衛
総務の現場で多くの従業員のライフプラン相談に乗っていると、教育費の負担だけでなく、成人したお子さんの金銭的トラブルや自立の遅れによって、親の老後資金が削られてしまうケースを少なからず目にします。どんなに親がNISAや確定拠出年金(DC)で資産を築いても、子どもに正しいマネーリテラシーがなければ、その資産はあっという間に消えてしまいます。
だからこそ、小学1年生という早い段階から「お金の価値」「労働の対価」「投資の概念」を肌で学ばせ、経済的に自立した大人に育て上げることが、家族全体の最大の「生活防衛」になるのです。
総務パパの長期ビジョン:60歳で独立、80歳で「家族法人」へ
私には、会社員として真面目に勤め上げるだけでなく、長期的な夢があります。それは、子どもたちが自立した後、私自身が60歳で独立し、さらに80歳で「家族法人」を設立することです。
家族全員が「同じ船」に乗るための準備
金融教育を通じてお金の共通言語を持った子どもたちは、ただの「扶養家族」ではなく、将来の「心強いパートナー」になります。投資やビジネスの仕組みを理解した上で育った子どもたちがいれば、将来の選択肢は無限に広がります。
【sawaの実体験・所感】
私は現在、60歳での独立を見据えて社会保険労務士(社労士)の資格勉強を続けています。そして80歳では、妻を代表取締役に据え、私は専門家(顧問)としてサポートする形で「アグリビジネス(お米や野菜の小規模栽培)」を核とした家族法人を立ち上げるのが目標です。先日、次女に「将来は家族で会社を作って、お野菜を育ててみない?」と話したところ、「3つの貯金箱」で投資(増やすこと)を学んでいる彼女は「じゃあ私がお野菜をたくさん売って、お金を増やす!」と頼もしい返事をしてくれました。この小さな成長こそが、長期計画の何よりの原動力です。
今日からご家庭を「生活防衛チーム」に!
4回にわたってお届けしてきましたが、いかがでしたでしょうか。難しく考える必要はありません。まずは100円ショップの貯金箱と、月500円のお小遣いからで十分です。
法改正や物価高など、私たちの生活を取り巻く環境は目まぐるしく変化しています。でも、家族でしっかりとお金について話し合い、ルールを作り、備えていけば、どんな荒波も必ず乗り越えられます。今日からぜひ、ご家族全員で「最強の生活防衛チーム」を作り上げてくださいね。ずっと応援しています!