毎日のお仕事に家事、そして育児、本当にお疲れ様です。企業の総務部門で約20年勤務し、法改正の荒波を実務で乗り越えてきたプロのsawa(サワ)です 。プライベートでは妻と3人の子(長女12歳、次女6歳、長男4歳)の5人家族で、1円単位で家計簿をつけています 。
我が家の長女も12歳になり 、お友達と子どもたちだけで出かける機会がぐんと増えました。そこで親として直面するのが、「お友達同士のお金の貸し借り」や「奢り・奢られ」の問題です。
- 1. 「100円貸して」が友情を壊す!法務・総務的視点でのリスク
- 2. トラブルの火種「奢り・奢られ」の連鎖を断ち切る
- 3. 角を立てずに断る!親を盾にする「魔法のセリフ」
- 4. まとめ:本当の友情はお金で買えない
「たった数百円だから…」と軽く考えてはいけません。大人になっても金銭トラブルは人間関係を致命的に破壊します。今回は、会社側のロジックと労働者の権利の両面を熟知する総務の視点から 、大切なお子さんを守る「貸し借り絶対NGルール」と、角が立たない魔法の断り方をお伝えします。
1. 「100円貸して」が友情を壊す!法務・総務的視点でのリスク
会社において、金銭の貸借が発生する場合は必ず「金銭消費貸借契約書」を結び、返済期日や利息を明確に定めます。しかし、子ども同士の口約束には何の保証もありません。
「明日返すよ」と言われて貸したのに返ってこない。催促すると「ケチ」と言われてしまい、関係が悪化する。こうしたトラブルは、貸した側も借りた側も心に大きな傷を負います。小学6年生という多感な時期だからこそ、「お金の貸し借りは、いくら仲の良い友達でも絶対にやってはいけないこと」という強固な防衛線を親が引いてあげる必要があります。
2. トラブルの火種「奢り・奢られ」の連鎖を断ち切る
貸し借りと同じくらい危険なのが「奢り」です。「ジュース買ってあげる」「ガチャガチャ代、足りないなら出してあげる」という行為は、一見優しさに見えますが、相手に「心理的な負債」を負わせることになります。
「この前奢ってもらったから、今度は私が奢らなきゃ…」というプレッシャーは、中学生以上の交友関係において、いじめやパシリといった深刻な問題に発展するリスクを孕んでいます。対等な友達関係を築くためには、「自分の分は自分で払う(割り勘)」という大原則を徹底させましょう。
3. 角を立てずに断る!親を盾にする「魔法のセリフ」
とはいえ、お友達から「お金貸して」と言われた時、真正面から「ダメ!」と断るのは子どもにとって勇気がいるものです。そこで使えるのが、「親を悪者(盾)にする」というテクニックです。
【sawaの実体験・所感】
長女が友達から「ガチャガチャ回したいから300円貸して」と言われた時のことです。友達関係を気にして断りづらそうにしていたので、私は「そういう時は『うちはパパが1円単位で家計簿をつけていて 、お小遣いも厳しくチェックされてるから、100円でも合わないと大目玉を食らうから絶対に無理!』って、パパを悪者にしなさい」と教えました。それ以来、長女は「親が厳しいからごめんね」と角を立てずに断れるようになりました。
4. まとめ:本当の友情はお金で買えない
「お金の貸し借りを断ったくらいで壊れる関係なら、それは本当の友達じゃないよ」。この言葉を、お子さんの心のお守りとして持たせてあげてください。
お金のトラブルを未然に防ぐことは、お子さんの未来と人間関係を守る最強の「生活防衛」です。中学生になる前に、ぜひご家庭で「我が家のお金ルール」と「上手な断り方」について話し合ってみてくださいね。一緒に子どもたちの笑顔を守り抜きましょう!