総務部sawaの生活防衛実践記

総務部歴20年で培った「制度を正しく活用する知識」と「その実践の記録」を発信しています。

支出を仕分けろ!総務パパが教える「自分株式会社」の固定費と変動費

毎日のお洗濯や家事、そして育児、本当にお疲れ様です。企業の総務部門で約20年勤務し、法改正の荒波を実務で乗り越えてきたプロのsawa(サワ)です。プライベートでは妻と3人の子(長女12歳、次女6歳、長男4歳)の5人家族で、1円単位で家計簿をつけています。

前回は、子どもをお小遣い帳の「社長」に任命し、収入を「売上」、お菓子代を「経費」と呼ぶメソッドをお伝えしました。今回はそこからもう一歩、総務・経理の本格的な視点を取り入れます。

 

お子さんのお小遣い帳が「ジュース 150円」「ガチャガチャ 300円」と、ただ記録するだけの日記になっていませんか?実はそれ、会社の帳簿としては不完全なんです。ただ支出を並べるだけでは、改善点が見えてきません。今回は、自分株式会社の利益を最大化するための「経費の仕分け術」をお伝えします。

 

経費を「固定費」と「変動費」に分けてみる

会社で利益を出すための鉄則、それは「固定費の削減」です。毎月必ず出ていくお金(家賃やリース代、システムの保守費用など)を見直すことが、最も確実な経営改善、ひいては生活防衛になります。お子さんのお小遣いにも、この「固定費」と「変動費」の概念を取り入れてみましょう。

例えば、「毎月必ず買うマンガ雑誌(500円)」や「毎週習い事の帰りに必ず買うアイス(150円×4回)」は、自分株式会社の『固定費』です。一方、「友達と遊んだ時にたまたま回したガチャガチャ(300円)」や「衝動買いしたシール(200円)」は『変動費』になります。

お小遣い帳を見ながら、「社長!今月の固定費が売上の半分以上を占めています!これだと、利益が圧迫されてしまいますよ」と声をかけてみてください。子どもは「毎月無意識に使っているお金」の存在にハッと気づくはずです。

【sawaの実体験・所感】 

我が家の長女(12歳)も、最初はお小遣い(売上)のほとんどを「推し活の固定費(毎月定額で買うアイドル雑誌やサブスク代)」に費やしていました。そこで、経費を固定費と変動費に蛍光ペンで色分けさせてみたんです。すると、「この雑誌、実は最近あんまり読んでないから固定費から外そう」と、自らコストカット(固定費削減)を始めました。1円単位で家計簿をつけている私の背中を見ているせいか、シビアな事業再構築のスピードに驚かされました。 

 

欲しいおもちゃは「設備投資」!中長期の予算を立てよう

固定費を見直して会社の利益(残金)が出やすくなったら、次はその利益の使い道です。「欲しいゲームソフト」や「少し高価なおもちゃ」は、ただの無駄遣いではなく、自分株式会社の満足度を上げるための『設備投資』と呼びましょう。

会社が新しい工場を建てたりシステムを導入したりする時、数ヶ月から数年単位で利益を積み立てて計画を練りますよね。「この設備投資(5,000円のゲーム)をするためには、毎月500円ずつ利益を積み立てて、10ヶ月の事業計画が必要だね」と一緒にカレンダーを見て計画を立ててみてください。

衝動的に欲しいものをねだるのではなく、自らの力で中長期的な予算を組み立てる経験。これこそが、将来大人になった時にクレジットカードのリボ払いや安易な借金に手を出さないための、最強の「生活防衛力」に直結するのです。

 

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