毎日のお食事作りに洗濯、そしてお仕事、本当にお疲れ様です。企業の総務部門で約20年勤務し、法改正の荒波を実務で乗り越えてきたプロのsawa(サワ)です。プライベートでは妻と3人の子(長女12歳、次女6歳、長男4歳)の5人家族で、1円単位で家計簿をつけています。
これまで「電気」と「冷蔵庫」という見えないお金の隠れ家を探してきましたが、今回はおうちの中で最も激しくお金が流れ出ている場所、すなわち【お風呂場】についてお話しします。
お子さんがシャワーを頭から浴びながら、ボーッと壁を見つめたり、お湯を出したままおもちゃで遊んだりしていませんか?「早く止めなさい!」と声を枯らしても、お湯の温かさに夢中な子どもにはなかなか届きませんよね。実はこれ、会社の総務的視点から見ると、絶対に放置してはいけない「二重のコスト流出」なのです。
シャワーは「水」と「ガス」のダブルコスト
お風呂のシャワーが電気やただの水道水と違う最大の理由は、「水」を出すためのお金と、その水を温めるための「ガス(または電気)」のお金が同時にかかっているという点です。
会社において、1つの作業で2つの経費が同時に発生する業務(例えば、カラーコピーは「インク代」と「用紙代」の両方が高くつくなど)は、総務が最も厳しくコスト管理を行う対象です。ご家庭のシャワーも同じです。一般的に、シャワーを1分間出しっぱなしにすると、水道代とガス代を合わせて約5〜6円のコストがかかると言われています。「たかが5円」と思うかもしれませんが、15分出しっぱなしにすれば約100円。これが毎日、兄弟の人数分重なれば、1ヶ月で数千円という莫大な「赤字」に膨れ上がります。
「時間=お金」を体感させるお風呂場タイムアタック
子どもにとって、お風呂場はリラックス空間であり、お金のにおいが全くしない場所です。そこで、「時間とお金は連動している」というビジネスの基本原則をゲーム感覚で持ち込んでみましょう。
「シャワーを1分出すと、5円玉が排水溝に流れていっちゃうんだよ。今日は何分で頭と体を洗えるか、タイムアタックをしよう!」と提案してみてください。「ダラダラ過ごす時間」を「コスト」として意識させることは、将来、限られた時間(お給料)の中で効率よく成果を出すための立派なキャリア教育にも繋がります。
【sawaの実体験・所感】
我が家の次女(6歳)と長男(4歳)は、お風呂に入るとシャワーのお湯を出しっぱなしにして「温泉ごっこ」を始めるのが日課でした。そこで、100円ショップで買ったお風呂用の防滴タイマーを持ち込み、「シャワーを出していいのは、タイマーが鳴るまでの3分間だけ!残りの時間は、壁の裏の1円玉を守る防衛軍の勝ち!」というルールを作りました。すると、二人は「早く早く!」と大急ぎで泡を洗い流すようになり、無駄な出しっぱなしがゼロに。ゲーム性を入れたことで、親が怒鳴らなくても自ら「工数(時間)削減」に動くようになりました。
削ったコストは未来への「投資」に回す
こうして削り出した数百円、数千円の光熱費は、ただ家計を助けるだけでなく、お子さんの未来を守る大切な原資になります。
我が家では、教育資金(現時点の受け取り額は児童手当350万円を原資とし、将来満額受け取ったら600万円になります)や老後資金をシミュレーションし、NISAで高配当株投資などで手堅く資産形成を行っています。投資に回す「種銭」を作る最も確実な方法は、こうした日々の「見えないダブルコスト」を見逃さず、徹底的に防衛することです。今日からぜひ、お風呂場にタイマーを持ち込んで、親子でコスト削減ゲームを楽しんでみてください!
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