毎日のお弁当作りに洗濯、そしてお仕事、本当にお疲れ様です。企業の総務部門で約20年勤務し、法改正の荒波を実務で乗り越えてきたプロのsawa(サワ)です
前回は、「お金のなる木」のタネを株式会社という畑に植えて、応援することの素晴らしさをお伝えしました。しかし、大切なお子さんに投資を教える上で、絶対に避けては通れない総務的な「リスク管理」のお話があります。
それは、「植えたタネから必ずしも毎日順調に果実がなるわけではない(元本割れの可能性がある)」という事実です。「せっかく大切に育てているのに、お金が減っちゃった!」とお子さんがパニックにならないよう、あらかじめ「雨の日」の存在を教えておくことが、最強の生活防衛力になります。
■ 投資の世界にも「お天気」がある
会社経営において、ずっと右肩上がりで利益が出続けることは稀です。景気が悪くなったり、新しいライバルが現れたりと、必ず波(リスク)があります。ご家庭での金融教育でも、この「波」を隠してはいけません。
「お金のなる木を育てているとね、ポカポカの晴れの日(株価が上がる)ばかりじゃなくて、冷たい雨の日や、嵐の日(株価が下がる)もあるんだよ」と伝えてみてください。 大人は「リスク」と聞くと「危険」と直訳しがちですが、金融の世界でのリスクは「振れ幅(結果の不確実性)」を意味します。お子さんには、「お天気のように変わるもの」とイメージさせるとスッと理解してくれます。
■ 雨の日こそ、木が大きく育つチャンス
ここで総務流のポジティブなロジックを展開します。雨が降って株価が下がった時、それは決して「失敗」ではありません。
「雨が降ると木は悲しいかもしれないけど、お水をごくごく飲んで、土の中でしっかりとした強い根っこを張るチャンスなんだよ。次に太陽が出た時、もっともっと大きな果実をつけるための準備期間なんだ」
実際に、毎月コツコツと同じ金額のタネを買い続ける「ドルコスト平均法」では、値段が下がった「雨の日」には、同じ金額でより多くのタネ(株)を買うことができます。これが、将来の大きな資産成長に繋がるのです。
【sawaの実体験・所感】
我が家ではNISAで高配当株投資(JTや日本触媒などの高配当株)や従業員持株会で資産形成をしていますが
■ 親のシビアなシミュレーションが家族を守る
子どもにリスクを教える一方で、親自身も冷静なリスク管理(生活防衛)を行う必要があります。 我が家では、教育資金(現時点の受け取り額は児童手当350万円を原資とし、将来満額受け取ったら600万円になります)や老後資金を、楽観的な利回りではなく「1円単位のシビアなシミュレーション」で管理しています
お金が減る恐怖を、親のサポートがある安全な環境で小さく疑似体験させておくこと。これこそが、大人になってから怪しい投資話に全財産をつぎ込んでしまう悲劇を防ぐ、最高のワクチンになります。
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