こんにちは、総務部のsawa(サワ)です。
全5回にわたってお届けしてきた「AI時代の生存戦略」シリーズも、今回が最終回です。
これまで、「指示待ちの作業を捨て、自らの『意思』で仕事を動かすこと(第1・2回)」「雇われマインドを捨て、自分株式会社の社長になること(第3回)」「雑務を徹底的にBPOして、未来への余白時間を作ること(第4回)」をお伝えしてきました。
では、そうやってAIから守り抜いた「稼ぐ力」と、捻ぎ出した「時間」を、私たちは最終的にどこへ向かわせるべきなのでしょうか? 今回は、総務のプロとして会社の「長期経営計画」を引くノウハウを家庭に応用した、金融資産と人的資本のデュアル(双発)エンジンで進む『究極の生活防衛ロードマップ』を大公開します。
■ 総務流・人生の中長期経営計画:2つのエンジンを回せ
会社が倒産リスクを回避し、何十年も生き残るために最もやってはいけないこと。それは「たった一つの太い取引先(=現在の勤務先)からの売上に、100%依存すること」です。もしその取引先がAI化や業績悪化で契約を打ち切ってきたら、会社は即死します。
だからこそ、私たち「自分株式会社」も、収益の柱を分散させなければなりません。その柱となるのが、以下の2つのエンジンです。
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金融資産のエンジン(お金に働いてもらう力)
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人的資本のエンジン(自分自身が稼ぎ続ける力)
この2つを連動させることで、会社にしがみつく必要のない、真の自由と防衛線を手に入れることができます。
■ エンジン①:1円単位の防衛線「新NISA×高配当株」
まず1つ目のエンジンは、言うまでもなく「お金」の防衛です。 我が家では、子どもたちの教育資金(現時点の受け取り額は児童手当350万円を原資とし、将来満額受け取ったら600万円になる計画)や老後資金を、1円単位のシビアなシミュレーションで徹底的に管理しています。
ただ銀行に現金を眠らせておくのは、物価高(インフレ)の時代には「資産が目減りするリスク」でしかありません。そこで、私の新NISA口座を活用し、JT(日本たばこ産業や日本触媒)などをはじめとする「高配当株」へ淡々と投資を行っています。
AI時代に自分のキャリアでどんなに思い切った「攻め(転職や独立)」の挑戦をしたとしても、毎月確実に入金される配当金という「鉄壁の守り」があれば、家族を路頭に迷わせることはありません。この保守的で盤石な家計基盤こそが、次のステップへのパスポートになります。
■ エンジン②:60歳での独立と、80歳の「家族法人」設立
鉄壁の守り(金融資産)を確保した上で、私が現在フルスロットルで回しているのが「人的資本」のエンジンです。
私は現在40代ですが、会社の看板(名刺)がなくなる60歳での定年を全く恐れていません。なぜなら、前回の記事でお伝えした通り、ノンコア業務を徹底排除して生み出した「余白の時間」を「社労士・行政書士」の独学資格取得に全振りしているからです。 総務20年の実務経験に、国家資格という「国のお墨付き」を掛け合わせ、60歳からは個人事務所として独立(自分株式会社の本格稼働)を果たします(と思っています)。
そして、私の計画はここで終わりません。最終ゴールは「80歳でアグリビジネス(農業)を核とした家族法人を設立すること」です。
私がなぜ農業を目指すのか? それは、AIやデジタル技術がどれほど進化しようとも、「人間が口にする食べ物を、土から自然の力で作り出す」という一次産業の価値は絶対に代替されないと考えているからです。 休日に借りている小さな市民農園での土いじり(週末農業)は、その80歳に向けた壮大な「事業のテストマーケティング」に他なりません。
■ 親の最大のミッション:子どもに「生き様」という無形資産を残す
私がお金をシビアに管理し、資格の勉強をし、泥臭く畑を耕す理由。それは単に自分の老後を豊かにするためだけではありません。
子どもたちに、現金という「有形資産」だけを残しても、AI時代をサバイバルする力にはなりません。私が残したいのは、「会社に依存せず、自らの意思と知恵で、何歳になっても価値を生み出し続ける親の生き様」という最強の「無形資産(キャリア教育)」です。
将来、私が立ち上げた家族法人の手伝いをしながら、子どもたちが「パパ、この野菜の販売ルート、SNSを使ってもう少し利益率上げられないかな?」と、かつての「こども議会」や「家庭内起業」の時のように、対等なビジネスパートナーとして議論を交わす日を夢見ています。
「AIに仕事が奪われる」と怯える時代は、今日で終わりにしましょう。 あなたの「意思」と「1円単位のシビアな戦略」があれば、これからの時代はかつてないほど自由で、ワクワクする挑戦に満ちています。
明日から、ご自身の「自分株式会社」の中長期経営計画を、ほんの少しだけ先の未来まで引いてみませんか?
(「AI時代の生存戦略」シリーズ・完)
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